言うことを聞かない子に

リセットの難しさ

 

お風呂に入る前、絵をかいて遊んでいる娘。

「お風呂だよ。」と言っても、「はあい。」と言いながらやめられない娘。

しばらく待っても動かないので、

「リセット、絵はかきません。」

と言う。

 

お風呂の中で娘が、

「お母さん、リセットっていう時、鬼みたい。」

と言う。

「えっ?そうなの?それは、怖いってこと?」

と聞くと、

「そう、怒ってるみたい。」

と。

 

うーん、まだまだ、だな。

さっきも、落ち着いて「リセット」って言ったつもりだったんだけどなあ。

声のトーンとか、大きさとか、表情とか、意識したつもりだったんだけどなあ。

 

私の中に、

・早く絵をかくの、終わりにして。

・早くお風呂に入ってくれないと、私が困るんだけど。

という思いが根強く残っていたのね。

 

やっぱり、

表面上、見える反応、聞こえる反応ではなくて、

見えないけれど感じる反応の方を、子どもは感じ取るんだなあ。

 

口では怒ってないって言ってるけど、怒ってるじゃん!

って。

 

私にとって、リセットは、まだまだ大きな課題です。

 

さて、リセットはNHAで使う一つの方法です。

でも、表面化した反応より、そこに流れる反応を子どもは感じる。

というのは、NHAに限定されたことではありません。

 

一生懸命ほめてたつもりなのに、相手には全く伝わってなかった。

冷静に注意したはずなのに、相手は、ひどく怒られたと感じていた。

などのようなこと、ありませんか?

 

なぜでしょう?

NHAこころを育てるアプローチの基盤となるのが、「子どもと大人の関係性」「人と人との関係性」です。

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