NHAをどう使うか

NHAは、3つの宣言と4つのテクニックから構成されています。NHAを実践していく上で、指針となるのが、3つの宣言です。

様々な考え方や方法論を学んだけれど、日常生活に戻ると、「こういう時、どうしたらいいの!?」と困ってしまうこと、ありませんか?
NHAでは、どのような場合にも、この3つの宣言に沿って対処を考えます。とてもシンプルな方法です。
だから、子育て、家族、職場、学校など、どのような環境、状況でも使えます。また、自分自身へも使うことができます。感情のコントロールがうまくできない、自分に自信がもてないなど、自分自身について困っている状況にもNHAは有効なのです。

どんな時も、NHAは「問題を解決する」ことを目的としません。
一見、問題と見えるその中で、自分自身の、相手の「素晴らしさ」を見て、育てていくことを目的としています。だから、問題解決の特効薬ではありませんし、即効性もありません。

でも確実に、ありのままのその人の素晴らしさにたくさん気づかせてくれ、より育ててくれます。

NHAのキーワード

NHAのキーワードは、「見方を変える」と「承認する」です。

「見方を変える」
物事や相手、自分を見る時、無意識に見るのは、どんなことでしょうか?
多くの場合、
・問題点
・不足していること
・失敗
などのネガティブなところを見るのではないでしょうか?

NHAでは、ポジティブなところを見ます。
例え、失敗場面であったとしても、「その中の素晴らしさは何か、見る。」ことを選びます。

そうすることで、その人の中に元々ある素晴らしさがより育っていきます。

「承認する」
「ほめる」ことではありません。

NHAの「承認」は、
・意図的、作為的ではない。
・おだてや脚色ではない。
・体験的で、具体的。
・心から発せられる言葉。
が、主な特徴です。

相手や自分を体験的に承認していきます。
通常、過ぎ去っていってしまうような、ごくありふれた、当たり前の場面の中にも、承認できる点はたくさんあります。承認することで、その人の中にこれまでとは違ったポジティブな自己像が育っていきます。

でも、ほめる子育てではありません。

このNHAの概念は、2時間の講演会や、動画視聴で学ぶことができます。

NHAを使った事例

NHAを使うと、どんな対応になるのか。
具体的な事例をお伝えしていきます。4つの分野での事例をご紹介します。下記から、クリックしてご覧ください。

◇子育て
◇学校
◇職場
◇自分